そこで新人スパイくんは、メモ帳を携行し、そこに行動記録をメモするようにした。そして、いつものように、教官スパイから行動記録を質問された際、メモ帳を取り出して返答しようとすると、教官スパイは突然、豹変してメモ帳を取り上げる。そして、ペナルティであるかのようにいつも以上に厳しく行動記録を追求してきた。
訳の分からない訓練を繰り返され、訓練をクリアしようと工夫してメモを取ったら、訓練がますます厳しさを増すばかり。早くもスパイになる自信を喪失し、思わず研修寮を飛び出して外出先を徘徊しながらも、スパイになることを諦めようかと考え始めていた。








続く


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