新人スパイくんが事務室内を手持ち無沙汰にぶらつくと、若いスパイたちが声をかけてきた。彼らのうち、一人は「主任スパイ」と呼ばれる若手スパイであり、他にも役職のない「ヒラスパイ」もおり、先輩スパイたちは新人スパイくんの配属を歓迎してくれた。
年齢が近いこともあり、新人スパイくんは身を乗り出すように、どんな仕事をしているか質問するが、途端に先輩スパイたちは表情を曇らせる。そして、初任研修で他のスパイの仕事内容を聞いてはいけないと習わなかったのかと指摘され、新人スパイくんは、スパイ同士のルールの厳格さを初めて思い知ることになる。








新人スパイ配属編第006話:新人スパイくんの採用初日⑥ へ続く



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